「最初は時給7円から」女性刑務所に存在する“貧富の差”

 犯罪に手を染めた女性たちが行く”女性刑務所”。中では一体どんなことが行われているのだろうか。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、「塀の中みてきました」をテーマに、過去に刑務所を経験した女性たちが赤裸々に語った。

 まず、刑務所に服役している女性の1日は、一体どのようなスケジュールになっているのだろうか。女子少年院・女性刑務所とあわせて合計4回収容された経験がある税所純子さんは「朝6時に起床、7時に朝食。8時から夕方の5時まで工場で働く」という。

(番組に出演した税所純子さん)

 SHELLYが「どんな仕事内容ですか?」と質問すると、税所さんは「私はミシンをやっていて、子どもの体操服を縫っていた」と説明する。ほかにも、車の機械製造やハーネスの組み立て、はんだ付け作業、炊事場などの仕事があり「自分で職種を選ぶことはできない」という。もともとミシンを使った経験がなかった税所さんだが、毎日作業を繰り返すうちにミシンが得意になった。

 次に歴史社会学者の田中ひかるさんの「1カ月でどれくらいの金額になるんですか?」という質問に、税所さんは「最初は時給10円くらいから。月額3000円は刑務所に3~4年いないともらえない。私は3年間でもらえた額は5万円くらいだった」と答える。

 刑務所の中で作業を行うと、”作業報奨金”として対価が支払われる。作業報奨金は10等工から1等工まで10段階に分かれている。1時間あたりの支給基準額は10等工の場合は7円30銭。1等工になっても52円90銭と、ほんのわずかな金額にしかならない。(※データは全て法務省「作業報奨金に関する訓令」より)

 作業報奨金は出所後の生活資金として貯めるほか、許可を得て日用品の購入にあてることもできる。よって作業報奨金の差によって、女性刑務所内に貧富の差ができてしまう。

 作業報奨金の一覧を見た田中さんは「お金がないのに放り出されても、悪いことをしてお金を稼ぐことになってしまう。再犯原因の一つでは」と指摘。適切な作業報奨金をもらえていないことで、刑務所を出てからすぐに再犯してしまう原因の一つではないかと語った。

Source: http://www.huffingtonpost.jp/feeds/japan/index.xml

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