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音楽

  • ブライアン・イーノが「最も恐ろしい楽器」と評した、背筋も凍る音楽を奏でる楽器「不安機関」とは

    美しい音色を奏でるだけが楽器ではありません。むしろその逆のこともあるのです。詳細は以下から。 バッハやモーツァルトの美しい音楽とは対極的に、聴く人を不安にさせ、おびえさせる音楽もこの世には存在しています。 例えばそれは不協和音やノイズで構成された実験音楽。またはホラー映画で使われる映画音楽の一種。心をかき乱し、不安を増幅させる、そんな音楽を簡単に奏でられてしまう恐ろしい楽器がこの世には存在しています。 それこのが「不安機関(Apprehension Engine)」です。木の箱にいくつもの弦やバー、ホイールなどが取り付けられたきわめてアナログ感にあふれた楽器です。実際の音を聴いてみましょう。 なんともホラー映画に出てきそうな音響が次々と流れ出します。怖い音に特化したアコースティックなシンセサイザーとでも言えそうな雰囲気ですね。 それもそのはず。この不安機関を作成したのは映像作家のMark Korvenさん。なぜこれを作ったかというと、繰り返し同じデジタルサンプルを使って同じような音を作ることに飽き飽きしたからということ。 アンビエント・ミュージックの巨匠ブライアン・イーノはこの楽器を「人類史上最も恐ろしい楽器」と評したとのことです。 現在はこの不安機関の第2弾となる「V2」が少量のみ生産されていますが、初回生産分はすでに完売しています。 自分の音楽や動画で観客を不安と恐怖のどん底に陥れたい人は次回の販売を待ってみてもいいかもしれません。 【ブライアン・イーノが「最も恐ろしい楽器」と評した、背筋も凍る音楽を奏でる楽器「不安機関」とは】を全て見る Source: http://buzzap.jp/feed/…

  • 聴覚障害者が音楽を「身体で感じる」ことができるボディスーツ「Sound Shirt」が登場

    音楽を文字通り「体感」するためのスーツが開発されています。聴覚障害者向けですが、リスニングデバイスとして考えるとかなりの応用の幅がありそうです。 耳が聞こえなければ音楽は楽しめない。確かにそうかもしれませんが、音が空気を震わせる振動である以上、耳だけでなく身体で感じることも可能なはず。 そんな発想から生まれたのが、ウェアラブル技術を応用した製品を作成するファッションテック会社CuteCircuitによる「Sound Shirt」です。 Sound Shirtはハプティクスと呼ばれる触覚技術を用いた一連のセンサーを内蔵するウェアラブルデバイス。30のマイクロアクチュエータが生地に埋め込まれており、センサーがリアルタイムで音楽の各々の音色を触覚刺激に翻訳します。 CuteCircuit社によると、例えば「ヴァイオリンなら腕、ドラムなら背中に没入感のあるタッチを感じる」とのこと。またSound Shirtの生地には特別なストレッチ性の素材が用いられており、ワイヤーなどは存在せず内部にシームレスに織り込まれています。 公式の紹介動画は以下から。 気になる価格は現時点では1着40万円程度。ミュージアムやオーケストラ向けのパッケージでは160万円近くになりますが、いわゆるコンシューマ向けへの販売はこれからです。 お手頃な価格であれば多くの聴覚障害者が音楽に親しむきっかけになりそうですが、健常者にとっても音楽鑑賞の新たな領域が生まれることになります。 例えば爆音のビートやぶっといベースをそのまま触覚刺激として伝えてくれるなら、夜通し踊る楽しみもこれまで以上に増えそうですが…。 【聴覚障害者が音楽を「身体で感じる」ことができるボディスーツ「Sound Shirt」が登場】を全て見る Source: http://buzzap.jp/feed/…

  • チンパンジーが「ロックミュージック」を演奏?低音の効いたキックを好み、遠隔通信手段との見方も

    音楽の始まりなのでしょうか。それとも通信手段なのでしょうか。どちらにしてもロマンが溢れています。詳細は以下から。 西アフリカに住むチンパンジーが木に向かって石を投げることは以前から知られていましたが、新しい研究では彼らがより低音の効いた打撃音を好むことが明らかになりました。 2016年にマックス・プランク研究所のAmmie Kalan博士はチンパンジーの中に短距離から、しかもある種の木の根に向けて石を投げるものがいることを発見していました。これは特定の木の根元に投げつけられた石ころが大量に転がっていたことから判明したもの。 ではいったいそれらの木はなぜ選ばれたのでしょうか。儀礼の一種や果物を落とすため、捕食者への威嚇などいろいろな仮説が考えられましたが、Kalan博士はこれらの木がある特定の種である事を突き止めます。 そしてジャーナル「Biology Letters」への報告の中で、Kalan博士はチンパンジーが選んだ木に石をぶつけた時の反響音が総じて「くぐもっておらず」「スペクトルエネルギーが低い周波数に集中していた」事を明らかにしました。 これを音楽用語で表現するならば「低音の効いた乾いたキック」ということにでもなるでしょうか。 湿気の多い熱帯雨林では、このような低い周波数の音はより遠くまで届く傾向にあります。そのためこれは自分の位置などの情報を他のチンパンジーに伝えるための遠隔通信手段の可能性もあるとのこと。 チンパンジーが木の幹や根を叩いて仲間に位置を知らせる事は以前から知られていましたが、石という「道具」をつかって音を出し「通信」しているとなれば、これは人間以外の動物では極めて珍しい行動ということになります。 なお、この行動は西アフリカのチンパンジーにのみ見られ、東アフリカや中央アフリカのチンパンジーでは観察されたことがありません。 またこの石をぶつける行為は1回だけでなく、ビートを刻むように繰り返されることがある事も分かっています。そのためこれは石を使った極めてプリミティブな「ロックミュージック」なのではないかとの指摘もあります。もちろんロックミュージックって言いたいだけやん、という指摘は謹んで受けざるを得ないところですが…。 果たして通信なのか、音楽なのか、どちらにせよ人間の知性や文化の始まりに通じる何かがチンパンジーにも起こっているということになりそうです。 【チンパンジーが「ロックミュージック」を演奏?低音の効いたキックを好み、遠隔通信手段との見方も】を全て見る Source: http://buzzap.jp/feed/…

  • 「DJ検定」を謎の「一般社団法人日本DJ協会」さんが爆誕させてしまう

    ヒップホップダンス基本技能指導士が爆誕した頃から「いつかDJ検定とかもできんじゃね?」というのはクラブシーンにいる人なら一度は聞いた冗談のひとつ。 遂に今回DJ検定が始まる模様ですが、それにつけてもクラブシーンでも知る人のいない一般社団法人日本DJ協会とは何者でなのでしょうか。調べてみました。 ◆「DJ検定」なるものが爆誕、12月1日から開始 一般社団法人日本DJ協会が“音楽を通して国境を超えた元気な世界を作る”ための一歩として「DJ検定」を開始することが分かりました。 12月1日からウェブサイトで簡易的に受けられる5級からDJ検定を実施するとのこと。なお、検定料金については現時点では明らかになっていません。 日本DJ協会は「DJを100万人にする」「DJを学校教育に取り入れる」というミッションの元に活動する団体とされていますが、「お前らいったい誰やねん?」というレベルで誰も知る人がいません。いったい何者なのでしょうか? ◆一般社団法人日本DJ協会とは? 公式サイトは確かにそれっぽく仕立て上げられてはいますが、トップページに掲載されているニュースはこのDJ検定の1本のみ。 ニュースリリースを見ていっても、最も古いもので2019年6月3日の「一般社団法人日本DJ協会がDIGLE MAGAZINEで「Japan Club Music Chart」を公開」となっています。 つまり、日本DJ協会などとDJの元締めのような顔をしていますが、大した実績もなく令和になってからこちょこちょ動き出した団体に過ぎないということになります。 また、同団体の橋本達史代表理事は東京の丸の内などでアコースティック音楽の街頭演奏などを行うNPO法人「街角に音楽を」の理事長も務める人物。 加えていしだ壱成が所属し、DJ・音楽家・演奏家・アーティストのマネージメント及びアーティスト派遣を行う「株式会社神南」の代表も務めます。 さらには同社所属アーティストとして「DJ Dragon」名義で活動もしており、長野市主催の60歳以上の市民向けディスコイベント「ダンシングナイトin芸術館」でDJを担当した際のレポートをこちらから読むことができます。 音楽関係の会社の代表で、同様に音楽関係のNPOの理事長であり、地方自治体主催イベントにも絡んでいる人物がこの検定の中心にいる事がご理解いただけたでしょうか。 ◆DJスキルは「検定」で計れるものなのか? DJのスキルは選曲やミックスを含めて多岐に渡っています。例えばスクラッチやエフェクトをいかに使うのか、それとも使わないのかはDJに委ねられていますし、テクニックを駆使すればするほどいいのかといえばそんな馬鹿げた話はありません。 さらにヴァイナルを使うのか、CDやデジタルデータを用いるかといったスタイルも幅広く、3曲以上の楽曲をミックスするケースもあります。 また当然ジャンルによってもDJのやることは大きく違います。コールアンドレスポンスを含むマイクパフォーマンスを行うジャンルがある一方、そんなのは無粋でしかないというジャンルも存在しています。 例えばDJスクールなどで自分の目指すジャンルのそうしたテクニックを習得する意味はありますし、ターンテーブリストらがスキルを競うコンテストの開催などにも大きな意味があるでしょう。 ですが、DJという極めて広く自由な表現活動を「〇級合格」などと一律に判定することには残念ながらどこにも妥当性はありません。 風営法改正(その成否は横に置いても)以降、DJカルチャーを含むクラブシーンは名実ともにアンダーグラウンドに留まらない存在になりました。 EDMを筆頭とした商業的な巨大音楽イベントはもちろん、レストランや各種商業施設、公園などでの野外イベントでライヴ演奏と並んでDJが出演する機会も増え続けています。 こうした検定が出現するのはDJという存在がそれだけ公に認められてきたからとポジティブに考えることもできそうですが、残念ながらこのような検定でDJスキルを推し量ることはできません。 何より「俺はDJ検定2級持ってんだぜ?お前DJとか言ってるけど何級持ってんの?」なんてマウントを取ってくるDJが果たしてクールでかっこいいのか、それを考えるだけでも答えは明らかです。 【「DJ検定」を謎の「一般社団法人日本DJ協会」さんが爆誕させてしまう】を全て見る Source: http://buzzap.jp/feed/…

  • 【実験】5万円の中古ピアノと2億7千万円のピアノの音色を人間は聞き分けられるのか

    私たちは値段分の価値や質というものを、本当に味わい分ける事ができているのでしょうか。なかなか興味深い実験です。 「安かろう悪かろう」という言葉があるように、良いものは質が高く、安いものは質が悪いというのは資本主義社会では基本中の基本。材料費や人件費、技術料など多くの要素が絡み合い、手を掛けた上質なものほど値段が上がるのはものの道理です。 ですが2000円のワインと20万円のワイン、1万円のレコード針と150万円のレコード針の違いなど、素人目にはなかなかそのクオリティの違いを感じるのは簡単なことではありません。 ユーチーバーでピアニストのVinheteiroさんは、自ら安いピアノから最高級のピアノまでを弾き比べる動画を公開。500ドル(約5.5万円)のボールドウィンの中古ピアノから250万ドル(約2億7千万円)のスタインウェイ・アンド・サンズの最高級ピアノまで、6種類のピアノを演奏しています。閲覧は以下から。 さて、あなたはどれだけ聞き分けることができましたか?そしてどのピアノの音が一番好みだったでしょうか。 【【実験】5万円の中古ピアノと2億7千万円のピアノの音色を人間は聞き分けられるのか】を全て見る Source: http://buzzap.jp/feed/…

  • Bjork(ビョーク)がまだ10代だった1980年代前半の貴重な写真

    世界中に熱烈なファンを持つ歌姫の若かりし日の姿です。詳細は以下から。 今や説明するまでもないほど世界的に有名なアイスランドの歌姫ビョーク。ヒッピームーブメントの影響を受けた両親の下に1965年11月21日に生まれたビョーク・グズムンズドッティルは「Bapsi」の愛称で呼ばれ、5歳の頃からレイキャビクの音楽学校に通い始めました。 音楽学校でピアノとフルートを習いながらビョークがシンガーとしてデビューしたのは11歳の時のこと。アイスランドの童謡などを歌ったこのアルバムはアイスランド国内で爆発的な人気となります。 ビョークはその後、アンティークショップ、本屋、レコード屋、コカコーラ工場などのバイトを転々とします。1984年のクリスマス時期には農場で働き、イースターの頃には魚の加工工場で働いています。 またビョークは13歳頃からいくつかのバンドを結成しており、パンクバンド「Spit&Snot」ではドラムを叩いていました。 この後の1986年、ギタリストのソール・エルドンと結婚したビョークは来日公演も果たした「ザ・シュガーキューブス」を結成。私達のよく知っているミュージシャンとしてのビョークのキャリアが華々しく展開されてゆくことになります。 【Bjork(ビョーク)がまだ10代だった1980年代前半の貴重な写真】を全て見る Source: http://buzzap.jp/feed/…

  • 【永久保存版】20世紀前半の音楽の記憶、76000枚超の「SPレコード」がオンラインで視聴と無料DL可能

    非常に貴重なアーカイブとなっており、音楽好きはブックマーク必須です。詳細は以下から。 1877年12月6日、エジソンが「フォノグラフ」を発明し、レコードの歴史が始まりました。1887年には、エミール・ベルリナーが「グラモフォン」を発明して現代に至るレコードの基礎ができあがります。 この時から第二次世界大戦後の1950年代まで、私たちが現在目にするLPレコードの前身として広く用いられていたのがSPレコード。海外では回転速度が7rpm8が主であった事から「78rpmレコード」と称されています。 LPレコードは俗に「ヴァイナル」と呼ばれるようにポリ塩化ビニールで作られていますが、SPレコードは酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどの粉末をシェラック(カイガラムシの分泌する天然樹脂)で固めた混合物が主原料となり「シェラック盤」と呼ばれました。 それにより、SPレコードは非常にもろく、落下や衝撃に大変弱い上に摩耗しやすくもあり、天然有機物を原料に含むため、カビの発生を防ぐことが難しいという欠点がありました。製造する国や時期によっても大きなばらつきがあり、戦時下などでは著しい品質の劣化も見られました。 そんなSPレコードが作られた最後の時代ですら今からはもう60年ほど昔のこと。極めて貴重な音源は散逸し、摩耗や経年劣化も免れず、人類の20世紀前半の音楽を体験することは容易なことではなくなっています。 そうした中で、以前BUZZAP!でも何度か取り上げたInternet ArchiveとのコラボでThe Great 78 Projectが始動、この時代のSPレコードに記録されたクラシック、ジャズ、ブルース、ゴスペルをはじめとした膨大なコレクションをデジタル化してオンラインで公開しています。 例えばこちらは1929年にニューヨークでレコーディングされたルイ・アームストロングの「Ain’t Misbehavin’」です。 そしてこちらは1936年にブルーノ・ワルターが指揮したウィーンフィルハーモニーによるモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。 お分かり頂けるように、このコレクションには有名無名を問わず、この上なく貴重な音源が多数収録されています。現在は76000枚あまりですが、収録作業は現在進行形のため、今後さらに増えてゆく見込みです。 また、これらは基本的に画面右側の「DOWNLOAD OPTIONS」から無料でダウンロードが可能。DL可能なファイル形式は楽曲によって違いますが、気に入ったものを手元でいつでも楽しむことができてしまいます。こちらのボックスからDLしたいファイルを選んでみて下さい。 このように展開されます。全曲DLなら右側の赤丸の部分のアイコンを、曲ごとにDLしたいなら左側の赤丸のアイコンをクリックでOKです。 ものによってはプツプツというアナログレコードならではのノイズが入りますが、もはやそれすらもかけがえのない風合いとして楽しませてくれます。収録されたその当時のその場所に思いを馳せながらじっくりと聴き込んでみてはいかがでしょうか? Massive Archive of 78RPM Records Now Digitized & Put Online: Stream 78,000 Early…