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科学

  • 毎日3~4杯のコーヒーを飲むことが最も身体によく、長生きできる

    コーヒーは身体によいという話を最近耳にしますが、1日3~4杯が適量との嬉しい知らせです。詳細は以下から。 カフェインが健康の敵扱いされ、カフェインを含まないデカフェが持て囃された時期もありましたが、最近になってコーヒーが健康によいという研究が発表され話題になってきました。 そんな中でイギリスのサウサンプトン大学のRobin Poole博士らの研究チームは200以上の研究からデータを収集、毎日3~4杯のコーヒーを飲む人は飲まない人に比べて心臓病や死亡リスクが低下することを発見しました。 さらに肝臓がんや肝硬変を含む肝機能障害においてもリスクが低減していることが明らかになった他、前立仙がん、子宮内膜がん、皮膚がんなどのがんや2型糖尿病、胆石、痛風のリスクも下がっています。 これに加えてパーキンソン病、うつ病、アルツハイマー病のリスクも低下しているとのこと。まるで万能薬のようですが、そうとも言い切れません。 妊娠中の女性にとってはコーヒーを1日200g以上飲むことは流産のリスクを高める可能性があり、また女性が骨折するリスクも微増します。 また、この研究が参照にした200の先行研究はそれぞれの実験などに用いた条件が一定ではないため、精密な測定結果とは言えません。そのため研究者らは「コーヒーを3~4杯飲む人は飲まない人より健康的だ」とは言えてもコーヒーに直接的な健康増進効果があると結論づけることはできないとしています。 加えて、コーヒーに砂糖やフレッシュなどを大量に投入して飲む人がいますが、それらの糖分や脂質は別個に身体に悪影響を与える事にも注意すべきとのこと。もちろん空きっ腹に泥水を煮詰めたようなコーヒーを飲めば胃も荒れてしまいます。 ということで、健康のためにこれから毎日コーヒーを飲むことが効果があるかは確実ではありませんが、「これまで毎日コーヒーを3~4杯飲んできた人は、心置きなくこれからも毎日美味しいコーヒーを楽しみましょう」というお話でした。 Three to four cups of coffee a day linked to longer life: Three or 4 cups a day confers greatest benefit, except…

  • 音楽が仕事や勉強の集中力を「常に」高めてくれるわけではないと判明

    Photo by Audio-Technica 場合によっては能率を大幅に下げてしまうことも。詳細は以下から。 仕事や勉強をしながら音楽を聴いているという人、少なくないのではないでしょうか?周りの雑音が聞こえなくなり、なんだか集中できるような気がしてしまいますが、「仕事や勉強の種類」によっては逆効果になってしまいます。 クリエイティブな仕事や勉強にはある種の「ハッピーな」音楽がポジティブな効果を与えるという研究は既に存在していますが、それ以外の仕事や勉強ではなかなかそうとは限りません。 実験では、被験者が提示された数字や文字を正確に記憶するという単純なタスクを科しました。一般的に人は口の中で(声にするにせよしないにせよ)復唱しながら覚えていきます。この能率が背後に流れる音楽でどのように変化するかを調べました。 その結果、メロディや展開などに起伏のある音楽ほど集中力を阻害し、単調でミニマルな音楽を聴いていた時の方が静かな状態での対照実験により近いパフォーマンスを発揮できることが分かりました。 そして特筆すべき点として、そのアーティストの音楽が好きであろうと嫌いであろうと同様に集中力が阻害されたのです。 こうした現象が起こる理由は情報の入力がタスクと音楽の2系統存在していることに由来します。実験では前者は「提示された数字や文字を正確に記憶する」というもので、後者は背後で流される音楽のこと。タスクに必要な情報は前者のみのため、後者はノイズとなりパフォーマンスを低下させるのです。 同様の現象は歌詞のある音楽を聴きながら本を読んで文章を理解しようとする時にも発生します。文章からの言語の入力と音楽からの言語の入力が衝突を起こし、文章読解のパフォーマンスを低下させてしまうのです。 ということで、クリエイティブな仕事ではなく、単調な数字や文字のチェックのような仕事や暗記のような勉強をする時、書類や教科書を読んで内容を理解しなくてはならない時には音楽を聴かず静かな状態で行うか、聴くとしても歌詞のないミニマルな音楽がよいということ。 大雑把に言えばBeatlesやQueen、AC/DCなどは適さず、Brian Enoのアンビエント音楽やRichie Hawtinのミニマルテクノなどがよいということになります。 Brian Eno – Ambient 1_ Music for Airports [Full Album] – YouTube Richie Hawtin – DE9 _…

  • 「飲む酒の種類によって酔い方や気分が違ってくる」ことが科学的に判明

    Photo by Viewminder 多くのお酒を飲む人にとっては身をもって「知ってた」話ですが、科学的に解明されました。詳細は以下から。 「テキーラを飲むとブチアガる」「日本酒は泣き上戸になる」「赤ワインのボトルを空けるとぶっちゃけトークしちゃう」「ストロングゼロは危険ドラッグ」その他諸々…。 いずれも単に濃度とフレーバーの違うだけのアルコール水溶液であるにも関わらず、お酒を飲んだ時の酔い方や気分が違うと感じるお酒好きは多いのではないでしょうか? ジャーナル「BMJ Open」に掲載された研究によると、ジンやウォッカなどの蒸留酒は人を攻撃的にし、赤ワインはリラックスさせる効果があるとのこと。ただしこれらがそれぞれの酒の持つ特色なのか、飲む人の期待や予測が効果をもたらすのかの切り分けは容易ではありません。 もし人が特定の気分になりたくてある酒を選ぶ(「今夜はぱーりーないと!盛り上がりたい!!→じゃあテキーラショットでウェーーーイ!!」的な選択のこと)のであれば、そこには「自己実現的予言」という効果が働いてしまうことになります。 研究ではGlobal Drug Surveyに退位する21ヶ国の18歳から34歳の30000人の経験に基づいた反応を用いています。分析はリストの全てのタイプの酒に対して報告を行っている対象者に限定して行われました。 この研究では蒸留酒の種類における違いを識別しておらず、ビールの種類に関しても同様に識別していないため、詳細な違いまでは知ることはできませんが、大きな傾向としても特筆すべき違いが明らかになっています。 蒸留酒では回答者の30%が暴力性との関連を報告していますが、ワインでは2~3%に過ぎず、ビールでも6~7%に留まっています。 リラックスは赤ワインで53%と高く、ビールでも50%となっていますが、蒸留酒では20%に留まります。また60%が赤ワインを飲むと疲れるとしていますが、これが白ワインだと18%しか疲れると回答していません。 蒸留酒は攻撃的になるだけではなく、59%の人がエネルギーに満ちて気が大きくなると答えており、42%が「エロい」気分になるとのこと。どの蒸留酒がそうした効果を生むかについての詳細は残念ながらこの研究からは分かりません。 研究では性別や年齢、教育などで分類しての調査も行っていますが、それによると18~24歳ではどの酒を飲んでも気が大きくなる事が多く、男性とアルコール常用者は女性やたまにしか飲まない人に比べてより攻撃的になる傾向が強いとのこと。 なんとなく経験的に知っていたと感じる人が多そうな結果になっています。とりあえず酔うと面倒くさいあの人と今度飲む時は、ワイン主体の店に連れて行くのが良策のかも知れません。 Type Of Alcohol Consumed Affects Emotional Response _ IFLScience (Photo by Viewminder) 【「飲む酒の種類によって酔い方や気分が違ってくる」ことが科学的に判明】を全て見る Source:…