【北欧通信Vol.3】フィンランド独特のセンスが爆発、ヘルシンキ現代美術館(Kiasma)に行ってみました


フィンランドという国の持つ、他ではちょっと見られないセンスの奔流を存分に感じることができるのがこのヘルシンキ現代美術館でした。現場の様子をお伝えします。

フィンランドといって思い浮かぶアート、日本人としてはやはりトーベ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズやイッタラやマリメッコ、アラビアといったフィンランド発祥のブランドでしょうか。
加えて、音楽の分野ではフィンランドメタルやダンスミュージックのスオミ・サウンディといったフィンランド発のジャンルが知られています。


これらにはいずれも世界の他のどことも違う「癖」というか「テイスト」のようなものがあり、その味わいが熱狂的なファンを惹き付けて止みません。
そうしたセンスの源流は古く民族的叙事詩「カレワラ」にまで遡ることにもなります。創世神の性格を持つワイナミョイネンはカンテレという楽器を奏で、歌と詩によって魔法を使う吟遊詩人の神であり、フィンランド人のルーツには音楽や詩が深く関わっていることになります。

フィンランド観光局の作成したこの動画などはフィンランドのルーツに関する濃密な空気感を見事にあぶり出していると言えるでしょう。

さて、そんなフィンランド人のまさに溢れ出るアートへのパッションを体験できるのがヘルシンキ現代美術館、通称「Kiasma」です。場所はヘルシンキ中央駅の西側で徒歩5分弱という絶好のアクセスです。

美術館はアメリカ人建築家スティーヴン・ホールによるもので、1998年開館。訪れた昨年夏はちょうど20周年に当たっていました。

開館時間は日によって違うので、行こうと思う人は事前にチェックしてみてください。夏期と冬期でも変わるはずです。

さて、いよいよ扉を開けて入ります。

広々としたロビー。左手側でチケットを購入します。奥はゆったりとしたカフェになっていました。

大人も子供も大歓迎です。時期もあってか外国人もかなり多めでした。

正面のスロープを上って展示室に向かいます。なお、特に撮影禁止とされている作品を除いて館内での撮影は許可されています。

ベビーカーだってもちろん大歓迎です。育児に手厚いフィンランドの懐の深さをこんなところでも実感します。






インスタレーションのエリア。




ヘルシンキ現代美術館の20周年を記念するブース。何か書くか描いてねとのこと。









かなり注目されていたのが空き缶を用いて作成されたボート型の作品。


こちらは2017年のヴェネチア・ビエンナーレに参加したフィンランド人のNathaniel MellorsとErkka Nissinenのアートデュオによる特別展です。


ああそうだよ、まさにこれだよフィンランドの癖!思わず唸らされます。

この辺りのヘンテコ可愛いのにどこか不気味というテイストは好きな人にはたまらないはず。

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