「大麻の有効成分を生成する酵母」が遺伝子組み替えで開発される


Photo by Bob Doran
大麻を利用するのに大麻草を栽培する必要すらなくなる時代が来そうです。詳細は以下から。

医療用として、そして近年はレクリエーション目的での合法化が世界中で進展する大麻。そんな大麻の有効成分を酵母で作ってしまおうという研究が進んでいるようです。
研究を行っているのは既に医療大麻、レクリエーション目的の大麻共に合法化されているカリフォルニア州のカリフォルニア大学バークレー校のJay Keasling博士らのチーム。
方法としては大麻草の遺伝子を酵母に注入し、糖を与えることによって大麻草の内部で起きているのと同様の反応が起こり、THCやCBDといった有効成分が生成されることになります。
THCはいわゆる「ハイ」になる成分として知られており、CBDは主に医療大麻で痛みの緩和などに用いられます。なお、カンナビノイドと総称される有効成分は実際には100種類を超えています。
Keasling博士によると、遺伝子組み換え酵母を用いて大麻の有効成分を作り出す理由としては、THCやCBDはもちろん稀少なカンナビノイドを簡単に、時間を掛けずに生成できることにあります。
これによってカンナビノイドを医療や研究に用いる際に大きなアドバンテージになると同時に、大麻草を栽培する時間や土地、技術や人手などを大幅に節約できるため、より安価に、より環境負荷を減らす形でカンナビノイドを大量に作る事ができます。
確かに研究室の中で水と糖から目の前でカンナビノイドが作れるのであれば、広大な大麻農場で何ヶ月も掛けて大麻を栽培する手間は必要なくなります。
人類の歴史の長きに渡ってアルコールを提供してきた酵母。21世紀になって大麻の有効成分も提供することになるとは、何とも数奇な運命です。
(Photo by Bob Doran)

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