保守はリベラルの30倍以上ツイッターでデマを拡散していたことが明らかに


フェイクニュースの拡散の度合いに保守派とリベラル派で大きな違いがあることが分かりました。詳細は以下から。

フェイクニュースがツイッターで真実の1.7倍リツイートされ6倍の速さで拡散するという衝撃的な研究結果を先日紹介したばかりですが、その拡散の原動力となるのは保守派だったということが判明しました。
2016年のアメリカ合衆国大統領選挙の際、ロシアがSNSを中心としたネット工作を行い、マラー米特別検察官が今年2月16日にロシア国籍の13人と「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)」を筆頭とした関連企業3社を初めて起訴したことは先日BUZZAP!でも取り上げたとおり。
この大統領選挙の際のフェイクニュースがどのような人々によってどのように拡散していったか、南カリフォルニア大学の研究チームがツイッターでのつぶやきを分析しました。
Adam Badawyさんを中心とした研究チームは大統領選挙の投票日までの1ヶ月間に570万アカウントによる大統領選挙に関した4500万のつぶやきを調査。これまでに判明したロシアがネット工作に用いた2752のアカウントに焦点を当て、どのような情報が拡散され、誰が拡散し、どれくらいそれらのツイートがリツイートされたかを調べています。

それによると、保守派はロシアのネット工作ツイートをリベラル派の31倍リツイートし、36倍もつぶやいていました。そしてそれらのリツイートの多くはテネシー州とテキサス州在住のアカウントによってなされていたとのこと。またリベラル派の4.9%と保守派の6.2%が生身の人間ではないボットだったということです。
なお、この時期ロシアのネット工作では保守系のコンテンツがリベラル系よりも多く作られていました。ロシアはリベラル系の20倍の保守系コンテンツを作成し、4倍も拡散していたことが分かっています。それらの多くは右翼的でありトランプ候補(当時)を応援するものでした。
ロシアの意図を考えれば、保守派が好み、トランプ候補を当選に導くようなフェイクニュースが多いことは当然ですが、それを勘案しても保守派がリベラル派に比べてより容易にフェイクニュースに飛びつき、拡散していた事は数字が示すとおり。

当のトランプ政権が、トランプ大統領の就任式における聴衆が「史上最大だった」とした捏造を「代替的な真実(Alternative Facts)」と臆面もなく主張した事を考えればフェイクニュースと保守派の親和性は今更疑うまでもないと言えそうです。

BUZZAP!では以前政治的な保守とリベラルで「酷い光景」への視覚的注意の向け方が違っていたという研究結果を取り上げましたが、そこで見られた違いが今回のフェイクニュース拡散の度合いの違いにも反映されていると考えることもできそうです。

Study_ conservatives amplified Russian trolls 30 times more often than liberals in 2016 – Vox

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Source: http://buzzap.jp/feed/

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