自民・和田正宗議員「財務省は増税派だから安倍政権を貶めるために変な答弁してるのでは?」と陰謀論→増税は安倍政権の既定路線でした


まさかこれが国権の最高機関たる国会質疑だとは信じられない内容です。詳細は以下から。

◆既に森友公文書改ざん問題で「おわび」済みの和田正宗議員
安倍政権のエクストリーム擁護にしても、さすがに常軌を逸した内容の質疑です。3月19日の午前中に開催された参院予算委員会で質問に立った自民党の和田正宗議員。
この人物が森友学園問題に絡む朝日新聞のスクープに対して意気揚々と噛みつきながらも、改ざんの事実が明らかになるにツイれて結局結局謝罪に追い込まれるという情けない経緯をツイッターやブログで目撃した方も少なくないのではないでしょうか?

財務省の文書関連の一連の私の記事について、分析が甘かったことを皆様にお詫び申し上げます。
(私の分析についてのおわび|参議院議員 和田政宗オフィシャルブログ より引用)

◆無根拠な陰謀論での誹謗中傷
和田議員は質疑の中で財務相の太田理財局長に対し、「太田理財局長は民主党政権時代の野田総理の秘書官を務めていた。増税派だからアベノミクスを潰すために、安倍政権を貶めるために、意図的に変な答弁をしてるのではないか」と質問。その様子は以下の動画から確認できます。

ここで和田議員は「民主党政権時代の野田総理の秘書官を務めていた」という太田理財局長の経歴を引っ張り出し、「増税派だからアベノミクスを潰すために、安倍政権を貶めるために、意図的に変な答弁をしてる」という無根拠な陰謀論を展開して太田理財局長を問い詰め、理財局の単独犯行説への「印象操作」を試みます。
安倍政権の失政の原因をなんでもかんでも「民主党政権」に求めようとする態度は以前から一部ネット民の間で常態化しているものですが、この「意図的に変な答弁をしてる」理由を問いただす際の前置きも同様の文脈で理解するしかありません。
◆10%への消費増税は安倍首相本人の方針
ですが和田議員の指摘とは裏腹に、安倍首相は2017年8月5日の時点でも読売テレビの番組で、2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて「予定通り行っていく考えだ」と述べています。
さらに安倍政権は2017年10月に「国難突破解散」と命名して戦った解散・総選挙について、10%への消費増税2兆円の使途を子育て世代への投資や社会保障の安定化などに当てるとした上で「消費税の使い道を見直すことを本日決断した。大きな決断をした以上、すみやかに国民の信を問わなければいけない」と説明していました。
つまり消費増税は安倍首相が自ら決断した方針であり、しかも先の衆院選は(小池劇場や立憲民主党の発足で忘れられがちですが)消費増税を前提として使い道変更の信を問うものであったということです。
つまりは和田議員は自らが担ぐ首相の方針も、まだ半年も経っていない衆院解散総選挙の理由すらも踏まえずにこの質問を行ったということです。
その上で「アベノミクスを潰すために、安倍政権を貶めるために、意図的に変な答弁をしてるのではないか」という問いかけを見れば、これが無根拠な陰謀論で財務省の国会答弁の信頼度を毀損し、財務省理財局に全ての責任を押しつけようとする、正真正銘の誹謗中傷である事が理解できます。
太田理財局長は半ば呆れたような様子で「私は公務員としてお仕えした方に一生懸命お仕えするのが仕事なんで、それをやられるとさすがにいくらなんでも、そんなつもりは全くありません。それはいくらなんでも、それはいくらなんでもご容赦下さい」と回答しています。

◆フェイクニュースの発端となる可能性
なお、こうした突飛で無根拠でも扇情的な暴言は往々にしてフェイクニュースの発端となり得ます。既に一部ネット民の中には「財務省クーデター説」なる陰謀論をひねり出して、和田議員がそこに鋭く切り込んだと賞賛する者も出ています。
これを見るに今後まとめサイトなどが「財務省理財局のアベノミクス潰しを和田議員が曝露!!」「民主党政権のスリーパーセルが安倍政権潰しで公文書改ざん!!」などといったフェイクニュースを次々と垂れ流す可能性も危惧されますが、どうなるでしょうか?

【自民・和田正宗議員「財務省は増税派だから安倍政権を貶めるために変な答弁してるのでは?」と陰謀論→増税は安倍政権の既定路線でした】を全て見る

Source: http://buzzap.jp/feed/

Previous Post Next Post

You Might Also Like

No Comments

Leave a Reply