【フェイク注意】民主党時代にも「文書書き換え」の前例!?→自民党時代の2007年に発生した事件でした


見事なまでの民主党政権叩きのための印象操作と言うしかありません。詳細は以下から。

デマもフェイクもお手のものとして有名なまとめサイト産経新聞が発行する「夕刊フジ」の公式サイト「zakzak」に3月8日に掲載されたフェイクニュースが一部ネット民の間で民主党政権叩きの道具となっています。
◆民主党時代は「発生」ではなく「発覚」
問題のニュースは「官僚の文書『書き換え』疑惑に“前例” 民主政権時代に発覚も『減給処分』のみ – zakzak」(魚拓)というもの。

このニュースに飛びついて「巨大ブーメランwww」と騒いでいる一部ネット民が見受けられますが、このタイトルは明らかに民主党政権を叩くための「印象操作」でありフェイクニュースと言うしかありません。また記事の最初の段落でも

財務省の決裁文書「書き換え」疑惑の“前例”といえる違法行為が、民主党政権の2010年に発覚していた。厚労省東北厚生局の職員が、情報公開法に基づき開示した文書を改竄し、減給の懲戒処分を受けたのだ。当時、菅直人内閣の長妻昭厚労相は記者会見で謝罪したが、辞任はしなかった。

としており、あたかも民主党政権時代に文書改ざん事件が起こったものの大臣が辞任をしなかったかのように読める作りとなっています。ですが、次の段落では

07年に開示請求を受けて公開する際、職員は文書から《未承認のカリキュラムで行っていたため、学則上での授業時間の不足が生じることになる》などと指摘した部分を削除し、一部の行政文書を別の文書に差し替えたとされる。
10年に再び、同じ文書の開示請求があり、請求者が07年の文書にない記述に気付いたという。

つまりこの事件は2007年の開示請求で公開する際に文書を改ざんしたということで、2010年はあくまでその改ざんに請求者が気付いて発覚した年ということになります。
産経新聞は先日も沖縄米兵の救出報道でろくに取材もせずにデマを元に沖縄2紙を攻撃して謝罪に追い込まれた「報道機関を名乗る資格がない」デマ製造器であることが広く日本中に知れ渡りましたが、「おわび」は単なる上っ面でしかなく、なにひとつ反省もしていなかったことが明確に分かります。
◆「2007当時は自民党政権」という巨大ブーメラン
ところで2007年といえば2006年9月26日から続く第1次安倍内閣が9月26日に総辞職した年です。なお、総辞職後には福田内閣が2008年まで続きます。つまりは実際の犯行が行われた際に政権を取っていたのは自民党であり、上記記事の犯行が発覚したのが民主党が政権を取っていた時だったということ。
なお、こちらのポストでは毎日新聞(編集部注:リンク切れのため記事へのリンクはなし)の記事内容を引いて

-07年6月に卒業生の男性が、指導関係文書を開示請求し8月に開示が実施
(東北厚生局の開示文書改ざん・改変問題―情報公開法の趣旨に反するという程度の問題か? _ 情報公開にまつわる日々の出来事-情報公開クリアリングハウス理事長日誌より引用)

とされています。つまりは開示請求も開示も第1次安倍内閣だったということになり、壮大なブーメランがひとまわりして安倍政権の後頭部に深々と突き刺さることになっています。
◆今回の改ざん事件との重大性の違い
なお、今回の財務省の文書改ざん問題はあくまで現政権である安倍政権の時代に発生したものである上に、国権の最高機関で国の唯一の立法機関である国会に対して行政府である財務省が組織ぐるみで公文書を改ざんし、国民の代表である国会議員らに虚偽情報を伝えていたという民主主義国家の根幹を揺るがす重大な背任事件であり、同レベルで論じてよいものではありません。
NHKが改ざん問題への財務省の調査結果を全文掲載していますが、安倍首相、安倍昭恵夫人を筆頭に複数の閣僚経験者らの名前が削除されていたという事実を鑑みれば、その悪質さは一目瞭然。どのような経緯でどのような圧力が掛かり、この事件が起こったのか全面的な徹底解明が必須です。
そして自称保守界隈に見られがちな「あいつもやっていたんだからこっちもセーフ」などといった馬鹿げた論法が通用するのはせいぜい小学校低学年までだと理解すべきでしょう。
情報公開請求、開示文書改ざん 東北厚生局:日本経済新聞

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