ディーン・フジオカさん「ファッションは自分のパフォーマンスをあげてくれる戦闘服」 Lenet FUN! MY STYLE

NHKの連続テレビ小説『あさが来た』の五代友厚役で”五代さまブーム”を巻き起こしたディーン・フジオカさん。世界中を旅する国際派俳優にとっての、ファッションとは? 2017年6月24日より全国ロードショーの映画『結婚』で見せたクラシックな服の着こなしについてもうかがいました。

20代までに比べて、服に求めるものが変化した30代

昔からファッションが好きなのですが、10代の後半から20代の年齢の頃は、デザイン性優先で洋服を選んでいました。変わったのは30代からかな。機能性も重視するようになって、移動のとき快適さだったり、そのまま運動できたりする服を選ぶようになりました。効率よく生活したり仕事したりするために、一番いい状態を服で作っていく感覚です。

もちろん、重視するのは快適性ばかりではありません。またその場に沿ったマナーも大切です。だからデザイン性やTPOも考慮して、快適性とバランスが取れているものを選ぶようにしています。

ファッションに関しては、日々研究を重ねて選んでいますね。ファッション好きは昔から変わらず。でも、興味の角度が変わったという感じでしょうか。

北へ南へ。地球を縦に移動する毎日に、フィットする装いとは?

ほとんどずっと仕事をしているので、スキマ時間に休息してコンディションを整えることも、仕事のうちです。そんな毎日で、昔のようにデザイン重視の休まらない格好をしていると、次の動きに支障がでてきてしまう。

だから、やっぱり僕はストレッチの素材が好きですね。思い立ったら直ぐボクシングや筋トレができるような格好が理想です。また季節によって汗をかく時期もあれば、着込まなきゃならない時期もあるので、気温の変化にも対応する必要があります。

僕の場合40度ぐらいからマイナス30度までの振り幅で、全然違う気温のなかで活動しています。仕事のタイミングとロケーションによって、全然違ってくるんです。飛行機で地球を縦に移動していると、着いたところと乗ったところの気温差が激しかったりもする。でも持っていける荷物は限られています。

どうやって一番最小限の荷物で自分の健康を守るかを常に考えているんです。だから戦闘服みたいな感じですよね。

最近はストレッチ素材のウェアでも、カッティングやグラフィック・デザインでモチベーションがあがるようなデザインが増えています。昔だったら運動できる服装はジム以外では着られないということもあったかもしれません。今はだいぶハイエンドなデザインのスポーツウェアが出てきて、僕は毎シーズン楽しいですね。

主演映画『結婚』の見所は?

僕が主演した映画『結婚』は、結婚詐欺の常習犯のノウハウも見所のひとつだと思うんですけど、なぜそういう人間になっていったのかという背景がきちんと描かれていることにも注目して欲しいです。

騙す側も騙される側も、それぞれ欠けたものがあって、埋まらない溝を抱えている。主人公の古海に関しては、とても不幸な生い立ちを背負っていて、生き抜くために色々なサバイブ法を彼なりに試した結果が、結婚詐欺氏としての人となりにつながっているんです。

この物語で切り取られている時間を経て、登場人物がどうなってゆくのか。見る人の人生と重ね合わせて、その不確定さを感じて欲しいです。この映画を見終わった次の瞬間、また次の朝起きたとき、自分がどうなっているのか。それは、実は全然わからない。そういう象徴的な部分が、この映画の見所なんじゃないかなと僕は思っております。

隠された意味を表現する小道具としてのファッション

『結婚』の設定が冬だったので、服のレイヤーを自然に重ねられることが、キャラクターデザインにプラスに働いたなと思うんですよ。

ロングコートを着て、何かを秘めている感じっていうんですかね。実はコートのなかにコームが入っているポケットがあるとか、一昔前のちょっとした良い部分がなかにかくれているんです。

あとはつかみ所がない感じをテクスチャーで表現していたりもします。素材のツルッとしたテクスチャーが、すごく古海というキャラクターを象徴しているなと思いました。小物とか時計とか、古海の仕草とか、ひとつひとつシンボルを込めて、キャラクターを作っていけたことが、今回楽しかったですね。

男の子のコレクター心をくすぐるファッションアイテムとは

基本的に洋服は消耗品だと思っているので、気に入った服は手入れして長く着るというよりは、同じものを買っておく方です。それに対して、キャップや靴はこまめに手入れしていますね。洗濯機で洗うと残念なことになりそうで、丁寧に扱うことにしています。国によっては、靴も洗濯機で乾燥までしてしまうところもあるんです。そういうのを見ていると、ちょっと自分は違う文化圏にいるなと思います。

靴って特殊ですよね。着るもののなかで地面と接しているし、骨格も関係しているので、疲れ方に一番影響するじゃないですか。デザインもまた、男の子のコレクト魂をくすぐる。靴には一番収集アイテムとしての魅力があるんじゃないかなと、僕は思いますね。

靴って、見ていて楽しいですよね。

Source: http://www.huffingtonpost.jp/feeds/japan/index.xml

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