コミケ帰りの「おもしろ同人誌バザール」で見つけたオモシロ書籍4選

コミケといえば、日本最大規模の同人誌の即売会である。面白い同人誌に出会えるイベントなのだが、何もコミケだけがオモシロ同人誌を販売している訳ではない。実はコミケ92の初日、つまり2017年8月11日に東京ビッグサイトの近くでも、同人誌の販売が行われていたのだ。

そのイベント「おもしろ同人誌バザール」が開催されていたのは、コミケの帰り道に当たる大崎駅南改札を出たすぐの場所。そこで見つけた興味深い書籍を4冊紹介しよう。

このイベントは、マニアックなムック本を手掛ける「版元ひとり」の主催で行われている。昨年12月のコミケ91の時にも、同じく大崎で開催されていた。

・東京コロッケWalker 1 新宿区・豊島区編

さて、今回購入したのは4冊。まずはその「版元ひとり」の『東京コロッケWalker 1 新宿区・豊島区編』である。

この書籍は、街の肉屋さんなどで購入できるコロッケを写真と丁寧な説明で紹介したもの。書籍の冒頭にも記されているが、近年は肉屋さんが少なくなり、肉屋さんのコロッケも消えつつある。そんななか、食べ歩くことができるコロッケにフォーカスし、その魅力を存分に伝えている一冊。

コンビニコロッケも詳しく分析している点が素晴らしい。他のエリアの書籍も読んでみたいところ。おじさん2人の笑顔が最高だ。

・2017年版 サザエさんじゃんけん白書

サザエさんといえば、じゃんけんである。じゃんけんといえば、サザエさんともいえるだろう。そのくらいこの二者は切っても切れない関係にある。そんなサザエさんのじゃんけんにスポットを当てたのが、サザエさんじゃんけん研究所による『サザエさんじゃんけん白書』だ。

この書籍では、1991年11月から2017年8月までのじゃんけんデータを元に、サザエさんが出す “手” の傾向を分析している。これを読んで驚くのは、サザエさんが過去に「4回連続グー」を出したらしいこと。たかがじゃんけんと侮るなかれ。これはひとつの世界、いや宇宙(ユニバース)である。

・駅蕎麦探訪 イベント帰りに寄れる店

コミケは戦場である。コミケに行くことは、すなわち戦いに向かうということ。その戦いを終えた後の食事は、至福をもたらしてくれる瞬間でもある。できれば手軽に美味しいモノを食べたい。そんな欲求にフィットするのが、『イベント帰りに寄れる店』(発行元:CROSSNEXT)だ。

この書籍の最大の魅力は、コミケが東京ビッグサイトで開催され続ける限り、役に立つことだ。東京ビッグサイトからアクセスしやすい駅のお店をチョイスして掲載している。コミケに行く際には、カバンに忍ばせておきたい。

・ハルキになる3つの方法

作家・村上春樹の文章を独自の切り口で分析して解説する書籍。何が気に入ったかといえば、著者が「村上冬樹」であったことだ。

村上春樹のヘリクツを、わかり易く紐解いたヘリクツ。それ以上でもそれ以下でもない。

という訳で、コミケでなくても面白い同人誌に出会える機会は、日常に潜んでいる。どこかで同人誌販売イベントがあったら、足を運んで知られざる名著に触れてみてはいかがだろうか。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


Source: Rocket news Japan

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