ヒアリの死者、確認できず 環境省が「年間100人以上死亡」の記述削除

国内で相次いで発見されているヒアリについて、海外での死亡例は確認できなかったとして、環境省はパンフレットから「米国で年間100人以上が死亡」という記述を削除した。山本公一環境相が7月18日の会見で明らかにした。

記述が削除されたのは、ヒアリの毒性について触れた環境省のパンフレット「ストップ・ザ・ヒアリ」。アメリカ農務省の報告などに基づいて「米国で年間100人以上が死亡」と記載。環境省の公式サイトにもPDFファイルで掲載した。

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記述が削除された環境省のパンフレット「ストップ・ザ・ヒアリ」

しかし、専門家から「死亡例が確認されていない」という指摘があり、再調査をしたところ「アメリカ国内でヒアリで死亡した」という具体例を見つけることができなかった。6月後半、PDFファイルから該当ページのみ削除したという。現在は、こちらのバージョンをプリントアウトしたものを配布している。

環境省・野生生物課の担当者はハフポスト日本版の取材に以下のように答えた。

「アメリカの研究者の報告でも“数十人死んでいる”という記述が見かけるが、確実な裏を取ることができなかった。全く死亡例がないと断言しているわけではない。過剰に恐れすぎることはないが、警戒は怠らないで欲しい」

■関連スライドショー(世界の有毒生物)

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Source: http://www.huffingtonpost.jp/feeds/japan/index.xml

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