「メタリカ」をファッションブランドだと思っている人に聞いて欲しい “初心者向け” メタリカの名曲5選

皆さん、「メタリカ(Metallica)」をご存じだろうか? 世界的なロックバンドであり、2009年にロックの殿堂入りを果たした、偉大なグループである。その影響は、世界中のアーティストに及んでいるといっても、過言ではないだろう。

しかし、洋楽に詳しくない人は、その名前すら知らないかもしれない。人によっては、ファッションブランドと勘違いすることだってあるかも。そこで、初心者向けにメタリカの名曲を5つ紹介したいと思う。

・GUでTシャツ売ってるけど……

実はこの「ファッションブランド勘違い」は、意外なところからもたらされた。日本のロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル、TakaさんがメタリカのTシャツを着てライブを行ったそうだ。それを見た若いファンがブランド名と勘違いしてしまったのだとか。

くしくも、ファストファッションの「GU」がロックTシャツの取り扱いを開始しており、そのなかにメタリカのTシャツも含まれている。何も知らない人であれば、混同するのもムリはないのかも。さて、紹介したい曲は以下の5つだ。

・「Enter Sandman」

まず最初に、世界中のギターキッズがマネをした、定番リフでお馴染みの「Enter Sandman」。メタリカのアルバム『Metallica』(通称ブラックアルバム)の1曲目で、この曲のイントロを聞いただけで、テンションが1.5倍くらい跳ね上がるロック好きなオジサンは、大勢いるに違いないだろう。一度聞くと、そのギターのフレーズが頭を離れない。

・「Hit the Lights」

1983年にリリースされたデビューアルバム『Kill ‘Em All』の1曲目。デビューから30年以上を経ても、いまだにコンサートで演奏している曲で、ファンからも支持が高い。疾走するビートは、今に至るメタリカの存在そのものを表しているようだ。

・「Battery」

1986年リリース、三作目のアルバム『Master of Puppets』の1曲。メロディアスなイントロから一転、アグレッシブなビートへと展開していく。サビの「バッテーリー!」で拳を突き上げたい衝動に駆られる。ライブではドラムのラーズ・ウルリッヒが走りがち。

・「All Nightmare Long」

2008年リリース、9枚目のアルバム『Death Magnetic』の1曲。現ベーシストのロバート・トゥルージロが初参加したアルバム。彼の加入により、現在に至る新たな黄金期を迎える。この曲のリフそのものはシンプルでありながら、曲の展開は複雑で、メタリカ得意の多展開を楽しめる1曲。独自のロックを貫く彼らの姿勢がうかがえる。

・「The Unforgiven」

ブラックアルバム収録のバラード曲。スラッシュメタル四天王と呼ばれた彼らが、その激しさをかなぐり捨てて、悲哀に満ちたアコースティックバラードを作り出したことは、アルバムリリースした当時衝撃的だった。この曲には、「許されざる者」という意味が込められている。ギターボーカルのジェイムズ・ヘットフィールドが、自らに課した重い “十字架” を感じさせる1曲。

・ドキュメンタリー映画は必見

余談だが、ジェイムズは2000年にアルコール依存症に陥り、リハビリ施設に入った経験を持っている。その一連の出来事は、彼らのドキュメンタリー映画『Some Kind of Monster(メタリカ:真実の瞬間)』を見れば、詳しく知ることができる。

この映画には、世界的な成功を収めたがゆえに、そのプレッシャーと戦うメンバーの姿がある。その姿は華々しいものではない。むしろ、痛々しくさえ感じる。そうしてプレッシャーと戦いながらも、世界中のロックファンに影響を与え続けている彼らに、励まされる思いがする。

いまだに一線で活躍し続ける彼らは偉大だ。知らない人は、「メタリカ」はファッションブランドではなく、ロックバンドであることを覚えておいて欲しい。

参考リンク:GU
執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24


Source: Rocket news Japan

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